2008/07/20
コンニチハ、コース管理です。梅雨が明けましたね。ジメジメ感が早くなくなればいいんですが、まだまだ続きそうです。日射病にはまだ注意ですね。
日射病と熱射病は同じ病気だと思っていられる方も多いと思いますが、違うものです。私も同じだと思っていました。日射病(熱中症)は炎天下に激しいスポーツや労働をして汗がたくさん出て、体の水分が足りなくなり心臓に戻ってくる血が少なくなってしまうことです。脱水症状に似ています。
熱射病は、体の熱を十分に発散できないで熱が身体にこもってしまい、高い体温に体が対処できなくなった状態のことです。冬に厚着をして暖房の聞いた部屋にこもっていると起こったりします。
これからまだまだ暑そうです、水分をこまめにとってください、のどが渇いた感がでたときには遅いそうです。
としおの愛の小説 第二話『ねっちゅう症』
シバ夫は中学生になった。野球部に入り今年の夏も汗をながしていた。控えのピッチャーだが、監督も信頼している抑えの切り札になっていた。
今日も暑い日、部員は小まめに水分をとっていた。だがシバ夫は試合も近いせいかボールを投げるのに懸命で水分をとることを忘れていた。
「あと10球!真ん中ストレートだ!」と、シバ夫はキャッチャーのアサオに叫んだ。その時・・・シバ夫が急にバタッと倒れたではないか。アサオが驚き駆け寄る。「大丈夫け、大丈夫け、シバちゃん!」と、アサオがシバ夫の体をなでる。シバ夫は「うっ~ぶ」と、うなっているだけだ。
慌ててシバ夫が想いをよせるマネージャーのかすみが駆け寄ってきた。「シバ君!しっかりして。」相変わらずシバ夫はうなっているだけだ。かすみの判断で保健室に急いで運んだ。
3時間ぐらいたっただろうか、シバ夫が目を覚ました。辺りは日が暮れていた。シバ夫の目に保健の先生が映った。先生が「大丈夫?熱中症だね」と、先生は優しい声で言った。「かすみちゃんの判断のおかげよ、お礼言ってね」と先生は言った。先生の横にはかすみが座っていた・・・。
シバ夫とかすみは一緒に歩いて下校していた。「あっ、ありがとう」シバ夫がかすみに言った。かすみは「気をつけてね、心配したよ」とかえした。「あ、うん」とシバ夫。シバ夫は頭がもうろうとしていたせいか、勢いで告白した。「かすみちゃん、熱中症はまだ治ってない、オマエにネッチュウ症さ!」とシバ夫は言ってしまった。
コース管理日誌 08:29|コメント(0)|この記事のURL|TrackBack(0)
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