2008/10/05
コンニチハ、コース管理です。寒くなってきました。ゴルフするには丁度いい感じです!。秋晴れの中、プレーしているお客さんを見ると、気持ちよさそうです。私もクラブを持ち出して、ボールを打ちたくなってしまいました。
秋に入ってしまいましたが、夏の中頃、珍しくタマムシを見つけました。からだ全体が緑色の金属光沢があり、背中に虹のような赤と緑の縦じまがあります。とても輝いていて綺麗な色です。そのからだの色は死んでもかわらないので扇子の装飾に使われている。エサは、ケヤキなどのニレ科の葉で、枯れたケヤキの木に産卵します。
としおの愛の小説 第三話 「山の上のシバ夫」
シバ夫は高校生になっていた。今、年に一度の山登り大会の真っ最中だ。紅葉が赤く色づき始め、とても綺麗な山道だった。山の中盤くらいに来たであろうか、生徒みんなが疲れをみせてきた。しかしシバ夫はスラスラ山道を登っていた。ソレは当たり前である、シバ夫は山の達人なのであるから。
「シバ夫君は、どうしてそんなに平気なの?リックも持ってないジャン?」と、同じクラスの秋子が言った。
「オレ、この間、山の達人になったんだ。こんなの朝飯前だよ!」と、シバ夫は口をモグモグしながら言った。
「朝飯前って、お弁当は?」と秋子。 「食べ物ならそこら辺に沢山あるじゃないか!」と、シバ夫は口をモグモグしながら言った。「さっきからモグモグしてるけど、何かたべてるの?」また秋子がたずねた。
「クリ。」とシバ夫。「クリ?」と秋子。「山栗だよ、オマエもモグモグしなよ」とシバ夫は秋子に言った。
「結構です!」と言って秋子は掛けて行ってしまった。
シバ夫はクリだの木の実だの薬草だのを食べ続けていた。だって弁当が無いのだから。シバ夫はトップから二番目に登っていた。トップはシバ夫を避けて駆け上がっていった秋子である。
「すごい女だなぁ」とシバ夫。突然、悲劇は起きた。元気に山を登っていたシバ夫の足が止まった。
「痛い、痛いって、イタタッー!」シバ夫は腹痛をおこして、しゃがんでしまった。その声を聞いた先生が
掛けこんできた、「なんだこの腹は!パンパンじゃないか」と先生。シバ夫の腹はクリの食べすぎで有りえないくらい膨らんでいた。シバ夫は先生にかつがれて病院に行った。どっかの生徒がつぶやいた
「あれじゃ、大きなお腹の山の上のポニョだなぁ」と。疲れきっっていたみんなが笑顔になった。
シバ夫は3日ばかり入院することになった。シバ夫はおちこんでいた。それもそうである、山の達人なのにこのありさまじゃ。泣きっ放しで目がはれているところに秋子が来た。
「シバ夫君、大丈夫?」と秋子。そして一言、「山栗って美味しいね」
トップで山の頂上に着いた秋子はシバ夫が倒れたことも知らないで、頂上で山栗を食べていたのだ。
そして、この夏の終わり、秋子は山の達人に任命された。
コース管理日誌 11:18|コメント(0)|この記事のURL|TrackBack(0)
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